「ものづくり補助金」活用のおすすめ
中小企業の設備投資等を支援する
i-smartからご提案
補助額 2,000万円 (最大)

ものづくり補助金が大きく変更

「ものづくり補助金」は2022年も引き続き実施されていますが、前回の10次締切(2022年2月中旬公募開始、5月12日応募締め切り)から、大きな変更点がありました。

変更点は以下の3点!

ものづくり補助金の変更点

第10次 2022年2月公募から

01.

変更点

従業員規模に応じた補助上限額の設定

従来は従業員規模に関係なく、補助上限金額は一律1,000万円でしたが、今回以降は従業員数に応じて補助上限が750万円、1,000万円、1,250万円となります。

従業員 補助上限額 補助率
前回まで 今回以降
5人以下

 

1,000万円以内

750万円以内

 

【中小企業】1/2以内

【小規模事業者、再生事業者】2/3以内

6人~20人 1,000万円以内
21人以上 1,250万円以内

※上記は「通常枠」の場合。

新設された「回復型賃上げ・雇用拡大枠」、「デジタル枠」、「グリーン枠」については、下の「新設された枠の概要と要件」をご覧ください。

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02.

変更点

補助対象事業者が見直されました

補助対象事業者については下記の通り変更になります。

■補助対象事業者に「資本金10億円未満の特定事業者」が追加

■再生事業者に加点、及び補助率を2/3まで引き上げ

 

特定事業者
業種 今回追加となる対象者(両方を満たす)
資本金額 従業員数
製造業等 10億円未満 500人以下
卸売業 400人以下
サービス業 300人以下
小売業

 

資本金額が3億円以上や従業員数が多くても、補助の対象となるケースが出てきたということです。

また、新たに再生事業者を対象に加点を行うとともに、補助率を2/3に引き上げています。

「再生事業者」とは下記の要件が全て当てはまる事業者のことをいいます。

(1)過剰債務を主因として経営困難な状況に陥っており、自力による再生が困難であること。
(2)再生の対象となる事業に収益性や将来性があるなど事業価値があり、関係者の支援により再生の可能性があること。
(3)法的整理を申し立てることにより債務者の信用力が低下し、事業価値が著しく毀損するなど、再生に支障が生じるおそれがあること。
(4)法的整理の手続きによるよりも多い回収を得られる見込みがあるなど、債権者にとっても経済合理性があること。

(中小企業再生支援スキーム  中小企業庁)

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03.

変更点

新たに3つの枠が設けられた

さらに従来なかった3つの枠が設けられました。

1.回復型賃上げ・雇用拡大枠

業況が厳しい事業者が賃上げ・雇用拡大に取り組む場合に対象。

2.デジタル枠

デジタル・トランスフォーメーションに取り組む事業者が対象

3.グリーン枠

脱炭素やカーボンニュートラルに取り組む事業者に対して支援する

 

以上3つの新設枠については、下の「新設された枠の概要と要件」で詳しく解説します。

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ものづくり補助金

事業の目的、補助額、補助率

ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するために、革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するための補助金です。

 

◆ 補助額 最大 2,000万円

◆ 補助率 中小企業は 1/2

     小規模企業者・小規模事業者は 2/3

 

※補助額、補助率は、応募者、応募枠によって変わります。

制度の概要

POINT
01

補助対象要件

以下を満たす3~5年の事業計画を策定し実行すること

■事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加

■給与支給総額を年率平均1.5%以上増加

■事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準に

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POINT
02

補助対象経費

●機械装置・システム構築費

●技術導入費

●専門家経費

●運搬費

●クラウドサー ビス利用費

●原材料費

●外注費

●知的財産権等関連経費

 

※必ず1つ以上、単価50万円(税抜き)以上の設備投資が必要

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POINT
03

募集スケジュール

◆第10次募集は5月12日(木)で締め切られました

◆次の第11次については、5月26日(木)から申請開始となります。

◆第11次の応募締め切りは、8月18日(木)となります。

 

※制度の詳細は、中小企業庁「ものづくり補助事業公式ホームページ」をご覧ください

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補助金の活用例

陸上養殖

◆従来の課題◆

生け簀内のバクテリア、藻の発生によって、ひんぱんに水の入れ替え、生け簀の清掃が必要で、ムダな工数・費用が発生していた。

 

◆補助金活用で経営革新◆

ラジカル応用の水循環・浄化システムを導入してバクテリア、藻の発生を抑制

●頻繁な水の入れ替え、生け簀の清掃が不要となり、生産性向上、コスト削減

●育成環境が改善され、魚の成長スピードUP、肉質向上

●不純物を分解して排水するため、環境負荷の低減を実現

スイーツ店

◆従来の課題◆

手作業の多いスイーツ生産工程で、アルコール消毒を頻繁に繰り返すためスイーツの風味が落ち、スタッフの手荒れも深刻

 

◆補助金活用で経営革新◆

オゾン空間除菌、オゾン水生成装置を厨房、店舗に設置し、感染予防を徹底した店舗作りで低感染リスク型ビジネスモデルへ転換

●「感染予防が徹底したスイーツ店」として知名度アップ、集客に貢献

●アルコール消毒を最低限に抑えることで、スイーツの風味を保つことができる

●厨房・店舗全体として感染予防を徹底することで、スタッフの負荷を低減

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